産業廃棄物収集運搬するために必要な運搬容器とは?
産業廃棄物の収集運搬の際に必要な容器は収集運搬する品目によって異なります。
「廃プラスチック類」や「がれき類」「紙くず」「木くず」等は基本的には特別に容器を揃える必要はありません。
もっとも一定の品目を収集運搬する場合は容器が必要になります。
具体的に何の品目に対して、どんな運搬容器が必要ですか?
1.「燃え殻」「ばいじん」「鉱さい」
飛散防止のため「オープンドラム缶」や「フレコンバッグ」が必要です。
また、運搬車両が水密仕様ダンプや密閉コンテナ車であればそれで足ります。
2.「汚泥」
「オープンドラム缶」、又は運搬車両が水密仕様ダンプや密閉コンテナ車、タンク車であれば足ります。
3.「廃油」
「クローズドドラム缶」又は運搬車両がタンク車であれば足ります。
4.「廃酸」「廃アルカリ」
「ケミカルドラム缶」や「プラスチック容器」又は運搬車両が耐腐食性のタンク車であれば足ります。
5.「動植物性残さ」「動物系固形不要物」「動物の死体」
「オープンドラム缶」や「鋼鉄製容器」又は運搬車両が水密仕様ダンプや密閉コンテナ車であれば足ります。
6.「動物のふん尿」
「オープンドラム缶」又は運搬車両がタンク車であれば足ります。
さらには石綿含有産業廃棄物や水銀使用製品産業廃棄物の運搬にも「フレコンバッグ」や「廃蛍光灯の回収箱」等が必要になります。
あらかじめ取り扱う必要のある産業廃棄物の品目に着目し、事前にしっかり容器を揃えて申請に臨むことが大切です。
まとめ
・産業廃棄物収集運搬の際に必要な容器は品目によって異なる
・事前にしっかり容器を揃えて申請に臨むことが大切
・事前にしっかり容器を揃えて申請に臨むことが大切